皆様、この度、当社は創業60周年を迎えることが出来ました。
これもひとえに皆様の絶え間ない支持の賜物と深く感謝いたしております。
心より御礼を申し上げます。

私たちは医療・介護に全てに関わる方々のための製品を創り続けてまいりました。皆様が日々の生活・仕事において、ほんの少しの心のゆとりをもって欲しい、そしてそれが心豊かな生活へとつながるはず、そのような思いをもちながらものづくりを続けてきました。

今後も変わらず、皆様の心が安らぎ、笑顔が溢れる生活の一助となる製品を創り続けて参ります。皆様を支えるメーカーであり続けるべく精進して参りますので、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

〜60年の歩み〜

1932START MANUFACTURING

設立・医療器械製造開始

初代の平岡豊七が個人商店として大阪市東区(現在の中央区)で事業を開始する。 患者運搬車などの医療機械を製造していた。

1963FOUNDED

星光医療器製作所として創業

法人組織に改革し、2代目の平岡良夫が社長に就任。 祖業である医療機械の製造と現在の主力商品、歩行補助器の製造を開始する。

1971FOUNDED

医療器械製造を開始

自社ブランドの確立を目指し、製品に「アルコー」 ブランドを冠するようになる。アルコーの名のとおり、歩行補助器が徐々に主力製品となっていく。

1989HEAD OFFICE RELOCATION

東大阪に本社移転

事業拡大にむけ、中央区の自宅兼本社からものづくりの町、東大阪市加納に移転。

1994CENTER COMPLETED

物流センター完成

事業拡大に伴い、東大阪市水走に物流センターを竣工。

19953RD PRESIDENT

3代目社長就任

平岡晋輔が三代目社長に就任。就任直後に先代の平岡良夫が逝去するという困難な状況でのスタートとなったが、現在まで堅調に事業を成長させている。

2000INSURANCE SYSTEM

介護保険制度スタート

病院・介護施設での高いシェアを背景に退院後も同じ製品を使用したいというニーズにより、アルコーシリーズは介護保険レンタル市場でも普及していった。

2019AWARD

薬事功労者厚生労働大臣表彰

医療保険分野における長年の功績を認められ、現社長の平岡晋輔が厚生労働大臣表彰を受ける。

202260TH ANNIVERSARY

全社員を対象に実施したアンケート結果をまとめました。

スタッフインタビュー

・INTERVIEW 01

星光医療器製作所が60周年を
迎えるにあたって感じていること

西川さん

入社27年目で60年のうち約半分をみてきました。3代(会長、社長、営業部長)とも関わりがあり仕事をしてきました。
社内の仕組み、ITの導入、製造している商品も変わってきており、世代交代の波を感じています。変化し、成長する会社の力になれるように頑張っていきたいです。

梶原さん

勤続10年。最初のころにくらべると福祉用具業界全体の製品のデザインや機能が非常に進化しています。当社も負けないように良い商品、驚くような製品を開発していきたいです。

飛鷹さん

入社して日が浅く(2年)、まだまだやったことのない工程があります。まずは自分のできる作業領域を広げ、製品への知識も深めていきたいです。
ゆくゆくは新商品、新事業の開発にも取り組んでみたいです。

・INTERVIEW 02

仕事を通じてやりがいを感じられる
瞬間はどのようなときですか?

西川さん

自分が製造した製品を社外(病院、町中)で見たときです。「これは私が作った製品だ」と家族に自慢しています。思わず触ってみてしまったり、ガタついていた場合はその場で直しています。

梶原さん

溶接を初めて2年ぐらいですが、きれいにできたときは嬉しいです。作業時間など自分で目標を設定しており、達成できた際も嬉しいです。
入社してからいろんな加工を担当しており、どの作業でもこなせるようになっています。

飛鷹さん

リハビリの仕事に従事する友人がいます。リハビリの際に当社の製品を使用していることがわかり、非常に誇らしかったです。

・INTERVIEW 03

入社時と今で変わったと思うことはありますか?

谷田さん

大きく変わったのは会社の雰囲気です。入社時の印象をお話した通り職人気質の社員が多く、話しかけにくい雰囲気がありましたが、会長から社長に変わり世代交代も進む中で社内の雰囲気も変わっていきました。
また、業務面では入社時各々が各製品を1から10まで製造する体制でありましたが、現在はラインごとに分業化、組織化され生産効率が上昇しました。

平岡社長

工場長(谷田さん)が言った通り一番大きな変化は分業化、組織化を行うことができたことです。私自身も入社当時、社長就任した際は製造、梱包、入出荷、経理業務と幅広い業務を行っていましたが、会社の成長の為には分業化、組織化が必要だと感じ取り組んできました。

平岡部長

入社して7年、主に営業を担当し、営業配属後すぐと比較し営業間での客先、業界情報に関する共有はより密に行えるようになったと感じます。また、今まで感覚的に客先の状況を把握していましたが、定量的にアプローチをかける先を見極める体制が構築できてきました。

・INTERVIEW 04

これからの株式会社星光医療器製作所に
期待すること、又はビジョンを教えてください

谷田さん

会長が残した本社工場、物流センター、社長が残す客先との関係、主力製品の販売網を活かし、次期社長がどのような会社を作っていくか非常に楽しみにしています。
現在会社を支えてくれている取引先の皆様、又社員を大切にし、何十年と継続する会社になることを期待しています。

平岡社長

【温故知新】を胸に今まで当社を支えてくださった方々を大切にし、関係者の皆様とともに発展することを期待しております。

平岡部長

今まで人生を振り返ったときに【ちょっとやってみよう】と始めたことが周りの方の助言、支えもあり長く続けてこられた経験があります。
当社製品の歩行器も利用者皆様の歩行器があるので【ちょっとやってみよう(歩いてみよう)】という勇気をお手伝いする会社にしていきたいと考えております。

60年の中で生み出されたヒット商品の数々

アルコースリム

RELEASED IN 2017

シンプルでスリムな設計ながら、ぐらつきなどがなく安心して使用できるという当社のブランドイメージを表現した製品です。

アルコー1S型

RELEASED IN 2001

病院・介護施設で最も普及している歩行車の1つです。
発売20年以上経つロングセラー商品であり、アルコーブランドの定着に貢献している製品です。

アルコー1型

RELEASED IN 1980

当社最大のヒット製品です。福祉用具レンタル市場におけるアルコーブランドの認知を高めてくれた製品です。

アルコーSK型

RELEASED IN 2011

便利機能がついた(ワンタッチ高さ調整、抵抗器など)ハイエンド商品です。発売当時は価格が高いことを不安視していましたが、今や五指にはいる定番製品となりました。

アルコー10型M

RELEASED IN 2018

スリム設計の固定型歩行器です。ありそうでなかったスリムサイズの歩行器として市場に認知してもらっています。

アルコーキューブC

RELEASED IN 2007

トレイ付きのシンプルな設計が発売当時は珍しくヒット商品となりました。

アルコー6000型

RELEASED IN 2014

歩行器以外のジャンルの製品としては最も売れている製品です。電動部品の使用など当社としては新しい取り組みをした製品です。

アルコーSX

RELEASED IN 2018

安価な階段訓練機としてロングセラー製品となっています。高齢者が使用しやすい段差の角度、移動に便利なロック付キャスターなどの工夫がつまっています。

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